最近,ふと研究の意義って何かと自分に問うことがあります.現在所属する研究室は,今年初めて4回生が入ってきたので,研究テーマを先輩から引き継ぐことはなく,テーマを0から決めています.
先日,やっとこのテーマでやろうというものができ,今月はシステムの構成や,モデル化の方法を考えながら,使えそうなシステムの詳細調査やっています.今年の暫定目標は,自分の考えたモデルがどの程度現実を再現できるのかを実地調査のデータと比較検証することなのですが,どうしても作業をしているとふと不安になります.このテーマを研究することで,新たな知見が得られるのか.一応,検討をつけてやってるけど,調査不足で既知の知見やったらどうしよう.そのために文献調査も継続してるわけですが,,,もし,時間の問題で目標設定を変えたとき,ただのシステムづくりになってしまわないか.
既に分かってることばかりを繋げて,システム作るだけでは研究じゃないよな~と思ってて.でも,先人の方たちは沢山居て.その数だけ理論があって...ただ,新たな知見が得られるかどうかは,見当をつけることはできても,確証が得られるのは知見が得られたそのとき,と思うと結局はやるしかないに落ち着く.先日,見に行ったシミュレーション学会の発表で,「この研究によって新たに得られた知見は何と考えますか」という質問に答えられないでいた修士の学生を思い出し,そんな惨劇にはならないよう日々意識して研究に励みたいと思います.
日記でした(笑)
2 Responses
admin
July 13th, 2007 at 12:36 am
1午前中は下原先生に相談にのってもらい
バイトをはさんで,午後はTanev先生に相談にのって頂きました
なんとTanev先生は,18時から22時30までお付き合い頂き
研究の相談から,先生の出身国ブルガリアの話,先生自身の話
このエントリーのタイトルでもある「研究とシステムづくりの違い」
についても教えて頂くことができました
「表現」の技術でも十分研究と言えるということで,なんだか一安心^^
この時期,安心してる場合じゃないですが(笑
admin
July 15th, 2007 at 10:27 pm
2ひきつづき
昨日は,廣安先生が研究室に来てくれて,たまたまですが同じ話題で話をすることができました.廣安先生の考えでは,学部生,院生が研究テーマを考えるのは無理だろうと,理由は知識の乏しさ.確かに.でも,僕はやるしかない状況.廣安先生の助言は,「ただ頑張ること」とのこと.おっしゃる通りです.
この三ヶ月,知識の乏しさを敢えて意識したことは無かったけど,自分の中に固まってはいない理想があって,自分の中で思いついたら,とりあえず調べて,関係ないものでも目に入って気になれば,とりあえず調べて,オープンラボ,学会のように研究に触れることができる機会にはできるだけ参加して,いろんなアイデアに触れたり,出てくるものをネタに,四六時中頭の中で妄想して,ふと出てきたら,また調べての繰り返し...かなりうろついた
ひとつ分かったことは,世の中を知ることが必要.どういう流れか,先端の研究はどんなのか,なんでそういう流れか,文脈が大事.学問のジャンルに関わらず気になったらとりあえずチェック.関連するものもチェック.すごく時間はかかるけど,自分のアイデアに結びついていく.アイデア自体も変化していく.
3ヶ月間アイデア出しと調査して,毎月発表前にまとめて,今は今度の発表のためにまとめてるのですが,まとめてて気付いたことは,結局最初に自分がこんなことがしたいって言って,下原先生に伝えた所に戻ってきたこと.
最初は,その夢をどうやって実現していったらいいか分からなかったけど,たった三ヶ月でも遠回りして遠回りしてやってたら,自然に「あぁ,そういうことか」って出てきた.何回も悩んで,その中で「やっぱり自分が面白いと思ったことは,人も面白いと思ってくれるって」助言をもらって,自分が純粋に面白いって思えることにフォーカス絞ったら,(やっぱり寄り道もするけど)なんとなく見えてきた.
今は,その見えてきたものをまとめてます.計画を建てないと...
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